まずは自分の強みを知ろう

まずは自分の強みを知ろう

適材適所の実現

適した所に適した人材を配置することで会社はとても能率を上げて生産性を向上させることが期待できます。この適材適所を実現させることで、働いている労働者にとっても会社の業績向上により自分の給料が上がることが期待出来ますし、自分が楽しく働けること、モチベーションを上げることが出来ます。
人材管理の最大のテーマとも言える適材適所の実現ですが、人材に関する問題はとても難しいです。その大きな理由には自分自身で自分の強みや能力を知らないことがあります。適材適所の実現にはまず、自分自身の強みをしっかりと理解することが必要です。自分の強みを分析する方法を紹介しますので、適材適所の実現のためにご参考ください。

自分の弱みを知る

自分の強みを探しても見つからなかったことで、自分の強みがないと判断してしまったり、自分自身の強みがわからなくてモチベーションの低下につながっています。つまり、自分の強みを知るアプローチが大切ですので、まず初めに自分の弱みを知るのは効果的となります。
強みは個性ということではなく、どんなことに集中して取り組むことが出来るのか、ストレスなく終わらせることが出来るのかといったところからアプローチしましょう。つまり、何気なく行っていることの中に強みはあるので、苦手と感じること、ストレスを感じること、集中が切れてしまうことなどの弱みを知っていくことで、それ以外のストレスを感じずに集中することが出来る仕事が見つかります。

過去を振り返る

自分自身の過去をしっかり振り返ってみると、多くの成功と失敗を繰り返してきたことがわかります。そして過去の経験からこの判断は正しかったと言える成功例を思い出してみましょう。その成功例の中から本来自分が目指していたものや、したかった仕事などを発見できることがあります。自分自身に問いかけて過去の成功例を思い出すことによって、未来志向の考えに転じる効果があり、自分のすべきことや強みがわからなくなってきたという場合に効果を発揮します。

周囲に聞いてみる

それでもなかなか自分の強みがわからない、見つからないといった場合には友人や同僚などの周囲に聞いてみましょう。自分自身が判断している自分と、周囲が判断している自分は全く別の存在であることの方が多いです。よって、周囲の人から判断されている自分を知ることによって、自分では気付かない自分の良い面が見えてくることがあります。周囲から聞いた自分の良い面を踏まえて自分の強みを考えると探しやすくなります。